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ミント園
ミントの種類
ミントはハーブの中でも特に育てやすい種類。水やりさえきちんとしておけば、
どんどん育ってどんどん使える、非常に扱い易いハーブなのです。
また、よく育つうえに交配しやすいためか、種類もとても豊富で、
その数は数千種にのぼるともいわれています。上手に育てて、素敵なミントライフを楽しんでください。
   
  【世界の三大ミント
 
和種ハッカ
●和種ハッカ
日本のミント、和種薄荷。メントールが豊富で、バランスのとれた香りが特徴。初夏に淡紫色の花を咲かせます。よく広がり、グランドカバーとしても。
ペパーミント
●ペパーミント
清涼感が特徴で、肉料理のソースや詰め物の香りづけなどの食用に使われます。ポプリ、入浴剤にも。
スペアミント
●スペアミント
穏やかな甘い芳香が特徴のミント。清涼感があり、料理やお菓子、ハーブティーに。鮮やかな緑の葉です。
   
  【変わり種ミント
 
アップルミント
●アップルミント
りんごの香りのミント。料理、ハーブティーなどに幅広く利用できます。
パイナップルミント
●パイナップルミント
斑の入った美しい葉が特徴。パイナップルの香りで、ハーブティー、魚料理に適しています。
グレープフルーツミント
●グレープフルーツミント
グレープフルーツに似たさわやかな香りをもつミント。大き目の縮れ葉ときれいな花が特徴。
   
 
オレンジミント
●オレンジミント
葉にオレンジの香りをもつミントです。サラダやハーブティーなどに利用されます。
マウンテンミント
●マウンテンミント
全草にミントの香りがあり、白い花を咲かせます。
ミントブッシュ
●ミントブッシュ
爽やかな香りを放つ小低木。可愛い白、赤、ピンクの花を咲かせます。
   
ミントの育て方
元気ハツラツなミント栽培で注意したいのは、交雑と育ちすぎ。
ミントは異種ハーブと簡単に交配してしまうため、他のミントと地続きになっていると、全部同じ香りになってしまう可能性が。根が混ざり合わないよう、仕切りをしたり鉢のまま埋めたりするといった工夫が必要です。
   
 
概要
科名:シソ科
年生:多年草
草丈:15〜120cm(品種による)
原産地:世界各地(品種による)
増やし方:主として根植え、特殊な場合は種まき、苗植え、挿し木
適した環境
日当たり:半日陰〜良好
水やり:多湿〜普通
土:水はけがよく、保水力のある肥沃な場所を好みます。
耐寒性:寒さには強いのですが、極端な乾燥と蒸れが苦手です
   
 
入手方法
種:種まきの時期は春(3月中旬〜6月)と秋(9月中旬〜10月)。粒子が細かいので扱いに注意しましょう。
苗:ガーデニングショップなどでポット入りの苗を購入。強い日照を嫌うので、葉が痛んでいないか確認。また、交雑しやすいので、香りを確かめてから購入しましょう。
挿し木:フレッシュミントの枝や葉を水にさしておけば白い根が出てくるので、それを植えることもできます。
   
 
植え方・育て方
地下茎で、初夏から盛夏にかけてぐんぐん成長します。
地面に直植えすると、どこまでも広がっていくことがあるので、仕切り板で区切るか、深さ30cm以上の鉢に植えたまま地面に埋めるなどして、繁殖を管理してあげましょう。
1〜2年おきに根を掘り上げ、株分けをしてやると、活力を取り戻します。
   
 
肥料
肥料は月に1回程度。少量で大丈夫です。
やりすぎると香りが薄くなるので気をつけて。
水やり
乾燥が苦手なので、水を切らさないよう注意しましょう。
日射
盛夏の直射日光は苦手。いったん黄緑色に変色するが、秋には復活するので大丈夫。鉢植えなら、場所を移動させるなどして、日差しをよけてあげましょう。
梅雨
梅雨の時期も元気なのがミント。よく成長して蒸れがちなので、刈り込んで風通しをよくしましょう。
越冬
関東地方程度の冬なら、戸外でも冬越しができます。品種によっては、いったん地上部が枯れ、翌春3月頃にまた新しい芽を出すものも。
鉢植えの場合は、冬越し前に株分けして根詰まりを解消しておくと、翌春の生育がよくなります。
   
 

収穫

7月に蕾をつけるので、開花直前に株の1/3程度を残して収穫しましょう。この時期に収穫したミントは格段に濃い香りが楽しめます。